日記 : 社会人になってから考える「居場所」の話

ただただコードを書いていた大学時代とは一変、最近はいろいろな出来事から考えさせられることが多いのでその記録

就活中,就活を控えた後輩の足しにでもなれば嬉しい

居場所が無い

人にはだいたい居場所がある。大学時代の自分の居場所は明らかに研究室※1だった。わりかし好き勝手できたし,自分主導でシステムの開発プロジェクトを進めたりとかもしていた。

ブログ名からも分かる通り(?),自分が通っていたのは世間一般に言う「Fラン大学」なのだけれども,なんだかんだ居心地が良くて,悪く言えばぬるま湯に浸かった状態だった。

そんな大学生活も長くは続かず,卒業が見えてきた。金銭的な理由から大学院に進学するなんて選択肢はなかったし,そもそも正直なところ,あの大学の院に行く気にはなれなかった。もっと志が高ければ奨学金マシマシで他大学の院に行ったりもしたのだろうけれども。

就職では幸いなことに希望通りの仕事に就くことができた。自分でも驚きなのだけれども,とっくの昔に諦めたはずだった仕事をしている。

この点については本当に運が良かったとしか言いようがない。

ただ,そこは「Fランに進学した人間」,一筋縄ではいかないのは目に見えていたし,事実いろいろな壁にぶち当たることになった。

その1 “基礎は応用に勝る”

学生時代にしていたアルバイトとシステム開発の経験を元に,知識の共有は率先して行っていた。そもそも負ける気などなかったし,正直なところ今でも実務で負ける気はないので頑張っている。(つもり)

が,周りの理解力の速さに驚愕した。明らかに自分よりも数倍早く,このままでは置いて行かれるのが明白だった。

学生時代にも短期交換留学や勉強会などに参加した時に同じような経験をしたことがあるが,今回のそれは今までよりも遥かに顕著だった。

一度説明を受ければ次の瞬間にはほぼ完全に理解している。実際に何度も試さなければ理解できない自分とは全く違う。

違いは何かを考え,結論として出たのは「基礎的な能力の高さ」が違うということだった。そもそも基礎が違う。経験則の集合でしかない自分とは違い地頭が良い人ばかりだ。

まずここで第一の壁にぶち当たった。でも正直これくらいは覚悟していた。

その2 “マネジメント能力の欠如”

当然ながら,研修はコードを書くだけではない。それでまあいろいろあったのだけれども,すべてを通して感じたことは自分のマネジメント能力のなさとコミュニケーション能力の欠如ぶりだった。

仮に答えがわかっていても,その方向に動けるようにできなければ何の意味もない。そもそも答えを導き出せていたかも怪しいと今では思うが,それ以前の問題だった。

で,結局先輩に相談したわけですよ。マネジメント能力を身につけるにはどうしたらいいだろうか,と。

「多分君には向いてない。」

いや,ぐうの音も出ない。振り返ってみてもマジでそうだと思う。伊達に二十数年生きてない。

ここは正直予想していなかったし結構ショックだった。わりと引きずってる。才能がないのは認めつつも最低限はできるようになりたい。

その3 “距離感のつかめなさ”

幸いなことに,今の職場は先輩,同期含め本当に良い人達だらけで,今の自分がなんとかやっていけているのはこの人達のおかげだと思う。いろいろと趣味も増えた。

自分が嬉しいと思うことをしてもらうと恩返しがしたくなるのは人の性だと思うのだけれど,その方向性がいまいちよくわからない。飯に行こうって言っても何か話すわけでも話せるわけでもない。完全にコミュ障のそれでしかない。

これは割りと核心に迫る部分でもあり,わりとトラウマに近い何かでもあった。

その3 “イキり癖とそれに伴う空回り”

どうにもいろいろなアイデンティティを失ってからというか,変に希望を持つようになってからイキる悪い癖が出てきた気がする。ここ数週間インターンで東京に来ていた後輩と週末に会っていたけれど,思い返すとまともな先輩面しようとイキっていたのではないかと思う。

正直なところそもそもまともな人間じゃないしわりとボロボロです。

というか,こういう"なんとかしなければ"タイプのイキりは基本的に良い方向に進まない。流石に何度同じことを繰り返せば気が済むんだというレベルなのだけど,人は追い込まれると過ちを繰り返す。自分は追い込まれるとイキりだす。

ふと冷静になった時の虚しさは形容し難いものがある。

その4 “御託はいいから結果を出せ”

これについては見出しで終わっていて特に書くこともない。この掃き溜めみたいな日記モドキを書いてる暇あったら結果を出せということ。

その5 “居場所というアイデンティティ

で,最終的にこれに行き着く。めちゃくちゃな行動をしていて煙たがられた末に居場所がなくなったとかそういうことではなくて,自身の存在が揺らがない場所がないということ。早い話がアイデンティティを確立できなくなったということです。

いやー,どうするよ。このままじゃ流石にヤバいですよ。

アイデンティティの確立に向けて

一通り問題点を洗い出し,これから何をしていこうかというところを考えるフェーズに入った気がする。ここからが本当の正念場なので気を抜かずに頑張りたい。

多分過去に残してきたものの清算をする時期なんだろうなあ。

ここからが本当の地獄だ。

※1 前述の通り地方私立文系Fラン大学なので学生に与えられる研究室はなく,教授の研究室を間借りして使っていた。ので,実は研究室という言葉は適切ではない。